理事長からのメッセージ

越境LABOの会員、サポーターの皆様、

越境LABOは、日本企業の越境事業を成功に導く団体です。
当協会の主な目的は、日本企業に包括的なサポートを提供し、日本企業がグローバル市場に参入し、真の潜在能力を発揮できるよう支援することです。

全ての国が繋がりやすくなった今日の世界において、日本製品/のサービスの可能性は無限です。
我が国は、その豊かな歴史、卓越した職人技、革新的な技術で長年称賛されてきました。今こそ、国境を越えてチャンスをつかみ、日本製品の素晴らしさを世界にアピールする時です。

しかし、日本企業が越境事業を推進する際に、いくつかの課題があります。

私たちが強調しなければならない重要な点は、効果的なマーケティングとローカライゼーション戦略の重要性です。
各市場特有の文化的、社会的、経済的ダイナミズムを理解し、それに適応することが成功への重要課題です。現地の消費者の心に響くような商品やブランドメッセージを提供することで、私たちは永続的なつながりを築き、信頼を築き、新しい地域で確固たる足場を築くことができるのです。

さらに、今日のデジタル時代においては、物理的な販売チャネルはもとより、インターネット販売チャネル(Eコマース)を有効活用することがとても大切です。
Eコマースは物理的な販売チャネル構築に比べ、比較的低コストで海外顧客に商品を届けられるという強みがあるため、利用しない手はありません。
Eコマースの利点と従来の実店舗とのバランスをとることで、シームレスな顧客体験を提供し、日本製商品の可能性を引き出すことができます。

当協会は、これらの課題を解決するために必要な情報とツールを提供し、日本企業が複数の海外販路を確立し、売上/ブランディングを最大化できるよう支援することを目指しています。

越境LABOは、日本企業の海外事業を成功に導くために、会員の皆様の知識と専門性を結集し、あらゆるステップで皆様をサポートすることをお約束します。

私たちと共に、グローバルな舞台で新しい市場を開拓し、日本企業の未来を創造していきましょう!

皆様のご協力と変わらぬご支援に感謝いたします。

越境LABO
理事長 安田哲

理事長プロフィール
安田 哲

2015年 ビンテージアジア経営者クラブ株式会社 創業
2019年 一般社団法人Asian Foundation Consortium 参与就任
現在はシンガポールを拠点に、日本企業のシンガポール進出の支援を行う。
国内外の市場調査の経験を活かし、短期間かつ低コストでの販路開拓を数多く手掛ける。
また、全国の大学とインターンや講義を通じて提携し、将来の越境人材の育成にも取り組む。

理事会メンバー

門田 進一郎

リンクスペイシーズ株式会社 代表取締役

大学院修了後、日本電信電話(NTT)に入社。1999年のNTT再編から海外ネットワーク事業を展開するNTTコミュニケーションズで法人向けサービス開発やITコンサルを経て2015年にアマゾン ウェブ サービス(AWS)へ転職。IoT/人工知能のクラウド活用した新たなビジネス共創を全国の中小企業・スタートアップと進める。現在、多分野の役員やアドバイザーとして「クロスボーダーな働き方」を実践。

大川 達弘

株式会社WAOCON 代表取締役

保険セールスにて営業スキルを磨いた後、コンサルティング会社にてマーケティング責任者を担い、2010年12月に個人事業主として独立。現在は制作、マーケティング及びFC構築の3軸を事業ドメインとした株式会社WAOCONの代表を務める。「学ぶこと」が趣味であり、CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅建士などを保有。

顧問

奥山 雅之

明治大学政治経済学部 教授

東京国税局、東京都庁、多摩大学経営情報学部准教授、明治大学政治経済学部准教授を経て2021年4月より明治大学政治経済学部教授。東京都庁では東京都商工指導所にて中小企業の診断・指導、調査研究に従事。その後、産業労働局商工施策担当副参事、企画計理課長などを歴任。東京都の中小企業施策の企画・立案に長く携わるとともに、各自治体の施策検討委員会委員などを務める。
専門は地域産業、中小企業、地域ビジネス、起業、製造業のサービス化、企業診断、産業政策など。
博士(経済学)。